昔住んでいたヒマラヤの見える国で、「自分の石」を大切に身につけている人をよく見かけました。
その石たちは、大抵シンプルな紐にコロンとぶら下がっているだけなのですが、持ち主の祈りと交わした約束を携えて、それぞれが特別な光を放っているように見えました。
地球の一部として悠久の時を刻んだ偉大なる年寄りのスピリット。
自分が自然から切り離された存在ではないことを、折に触れて思い出させてくれるような小さな相棒。
日々にときめきをくれるアクセサリー、さりげなく身につけられるお守り、大切な「自分の石」。
素敵な出会いがありますようにと願いを込めて、ひとつずつ手づくりしています。